子どもの矯正の不安ー第1期治療は本当に必要?ー
お子様の歯並びについて相談を受ける中で、第1期治療を検討している保護者の方から同じような不安の声を多く聞きます。 治療が必要だと分かっていても、 「本当に今やるべき?」 「子どもが嫌がらない?」 と悩まれるのは自然なことです。 ここでは、第1期治療について特に多い6つの不安を取り上げ、矯正歯科の視点から分かりやすく解説します。 1. 痛みが強いのではないか? 矯正治療と聞くと「痛い」というイメージを持たれる方は少なくありません。 矯正による歯の痛みの感じ方は人それぞれなので、強く痛みが出る場合もあれば、全く痛みを感じない方もいます。 当院では、少しでも安心して通っていただけるよう「疼痛緩和レーザー」を用意しております。 装置装着直後や、歯の移動が大きくなる場合には、治療後に約10分程度照射することで痛みの度合いを下げることができます。 2. 装置をきちんと使えるか心配… 装置使用中は、「ちゃんと使ってくれるのか」「耐えられなくて勝手に外さないか」という不安はとても多いです。 固定式の装置(ブラケット装置やワイヤーなど)は、勝手に外してしまうと治療期間に影響が出ます。 付け外し式の装置も、使用時間が少なければ少ないほど効果は薄く、やはり治療期間延長の原因になることがあります。 結論、固定式、付け外し式どちらも基本的には数日~数週間で必ず慣れます。 矯正治療中にお子様のモチベーションを下げないためにも、保護者の声かけや生活習慣への組み込みが治療成功の大きなポイントになります。 3. 学校生活や見た目への影響は? 子ども本人が気にするのが、「見た目」、「話しにくさ」です。 当院では透明なブラケットやホワイトワイヤーにより表側からでも目立ちにくく治療できます。 また、カラーゴムのご用意もありますので、お子様が矯正治療を少しでも楽しめるような配慮もしております。 装置の種類によって、発音が少し変わることはありますが、多くのお子様は数日で自然に慣れていきます。 学校生活に大きな支障が出るケースは基本的にまれです。 4. 本当に今、治療が必要なのか? 「永久歯が生えそろってからでもいいのでは?」という疑問はもっともです。 当院の第1期治療の目的は、 ・前歯の見た目、咬む機能の改善をする ・顎が狭い場合、拡げることで歯が並ぶスペースを確保する ・口呼吸や舌の癖などを改善する ・顎の成長を正しい方向に導く ことにあります。 顎骨の成長期だからこそできる期間限定の治療があり、この時期を逃すと大人になった時に治療が難しくなるケースもあります。 特に子供の骨格性上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)は、放置してしまうと将来的に手術を併用する外科矯正が必要になるケースもあります。 第1期治療は、将来の治療を軽くするための準備期間と考えると分かりやすいです。 5. 治療が長くなるのではないか? 第1期治療は、治療期間の目安として約1~2年前後になります。 第1期治療後は、永久歯の生え変わりを見守りながら進めるため、お子様によってトータルの治療期間に幅があります。 ただし、何もしていない期間ではなく、成長のタイミングを見極め、第2期治療(大人の矯正)の必要性を決めるための経過観察になります。 当院は、適切な時期に必要な治療だけを行いメリハリをつけて治療することを目的としており、結果的に全体の治療期間が短くなることもあります。 6. 費用が無駄にならないか? 「第1期治療のあと、結局また矯正が必要になるのでは?」という不安もよく聞かれます。 第1期治療は、歯並びを完成させる治療ではありません。将来の本格矯正(第2期治療)を効率よく進めるための土台作りの時期です。 場合によっては、第1期治療でキレイに歯が並んでバランス良く咬める場合もありますが、基本的には第2期治療が必要になるケースがほとんどです。 第1期治療を行うことで、第2期治療において ・抜歯の可能性を下げられる ・治療期間が短くなる ・治療の負担が軽くなる といったメリットにつながる場合があります。 また、当院で第1期治療を始めて、第2期治療を継続する場合は、第1期治療でかかった費用の差額で第2期治療を開始することが可能です。 まとめ 第1期治療は、お子様にとっても、保護者にとっても初めての矯正体験になることが多いです。 不安を感じるのは当然だと思いますが、目的と内容を正しく知ることで、治療への見方は大きく変わります。 大切なことは「分からないことをそのままにしないこと」「納得したうえで治療を進めること」です。 お子様のことで不安なことや、開始時期が分からないなど、矯正治療に関する質問があれば、まずは当院に直接ご相談にいらしてみてはいかがですか。 無料で相談できますので、ご興味がある方は当院のホームページの「WEB予約」からご予約をお取りいただけます。 また、ホームページ最下部にあるLINEのアイコンから「公式LINE」を登録していただき、相談前に質問していただくことも可能ですので、お気軽にご利用ください。 スタッフ一同、ご来院を心よりお待ちしております!
2026.01.09



