裏側矯正
裏側矯正の特徴について

裏側矯正(舌側矯正)は矯正装置を歯の裏側に装着することで、外見からはほとんど見えない治療法です。矯正中であることを周囲に気付かれたくない方にとって大きなメリットとなります。
特に接客業や人前で話す機会が多い方に人気があります。また裏側矯正は歯を内側に引っ張る力が強いため、出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)の治療に適しています。装置が舌の位置を自然と正しい位置へ誘導する働きがあるため、舌で歯を押してしまう癖を改善する効果も期待できます。
デメリットとして装置が舌に近い位置に装着されるため、治療開始直後に滑舌が悪くなることがあります。特に「サ行」や「タ行」の発音がしづらくなるケースが多いですが、多くの場合、数週間から数ヶ月で舌が装置に慣れ発音が改善されますが、装置が食べ物に絡みやすいため硬い食品や粘着性のある食品を避けることが推奨されます。
裏側矯正は表側矯正と比較して治療費が1.5倍程度高額になる場合があります。費用の相場は120~150万円程度で特に高度な技術や特注の装置が必要なため、経済的な負担が大きいのが特徴です。
こんな方には
裏側矯正をすすめたい!
裏側矯正(舌側矯正)は歯の裏側に装着することで、治療中でも装置が目立たないという大きなメリットがあります。そのため、接客業や人前で話す機会が多い方や矯正治療中の見た目を気にされる方に特におすすめです。
裏側矯正は歯を内側に引っ張る力が強く、出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)の改善に適しています。装置が舌に近い位置にあるため舌突出癖の改善にも効果的であり、正しい舌の位置を促すことで歯並びの安定性を高めることができます。
検査を行った後、装置を使用できる適応かどうかを診断いたします。