所沢の矯正歯科専門医院 VAN矯正歯科|所沢駅徒歩1分

VAN矯正歯科

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診療時間
10:00-13:00 -
15:00-19:00(月・土・日は18:00) -

休診日:毎週木曜日、第2水曜日、祝祭日
◯:日曜日と月曜日は隔週で休診日
(第1・3・5日曜日、第2・4月曜日)

裏側矯正

目次

裏側矯正の特徴について

裏側矯正の特徴について

裏側矯正(舌側矯正)は矯正装置を歯の裏側に装着することで、外見からはほとんど見えない治療法です。矯正中であることを周囲に気付かれたくない方にとって大きなメリットとなります。

特に接客業や人前で話す機会が多い方に人気があります。また裏側矯正は歯を内側に引っ張る力が強いため、出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)の治療に適しています。装置が舌の位置を自然と正しい位置へ誘導する働きがあるため、舌で歯を押してしまう癖を改善する効果も期待できます。

デメリットとして装置が舌に近い位置に装着されるため、治療開始直後に滑舌が悪くなることがあります。特に「サ行」や「タ行」の発音がしづらくなるケースが多いですが、多くの場合、数週間から数ヶ月で舌が装置に慣れ発音が改善されますが、装置が食べ物に絡みやすいため硬い食品や粘着性のある食品を避けることが推奨されます。

裏側矯正は表側矯正と比較して治療費が1.5倍程度高額になる場合があります。費用の相場は120~150万円程度で特に高度な技術や特注の装置が必要なため、経済的な負担が大きいのが特徴です。

当院の裏側矯正はBravaという日本で2023年頃から使用されている装置を採用しています。一般的な裏側矯正の費用より比較的安価で提供しております。

こんな方には
裏側矯正をすすめたい!

裏側矯正(舌側矯正)は歯の裏側に装着することで、治療中でも装置が目立たないという大きなメリットがあります。そのため、接客業や人前で話す機会が多い方や矯正治療中の見た目を気にされる方に特におすすめです。

裏側矯正は歯を内側に引っ張る力が強く、出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)の改善に適しています。装置が舌に近い位置にあるため舌突出癖の改善にも効果的であり、正しい舌の位置を促すことで歯並びの安定性を高めることができます。

検査を行った後、装置を使用できる適応かどうかを診断いたします。

裏側矯正で歯列矯正が
可能なケース・不可能なケース

裏側矯正で歯列矯正が可能なケース・不可能なケース

使用可能なケース

Bravaは、軽度から中等度の歯列不正に適しており非抜歯治療、抜歯治療どちらの症例でも使用できます。

軽度の叢生(歯の重なり)や軽度の空隙歯列(歯の間の隙間)などの症例では、Bravaの独立した歯の移動機構が効果的に機能し、他の装置と比べて比較的短期間での治療が期待できます。

使用不可能なケース

重度の歯列不正や顎の骨格的な問題を伴う症例では、Bravaの適用が難しい場合があります。以下に適応困難な症例を列挙します。

  • 外科的な矯正治療が必要な顎変形症
  • 重度の叢生
  • 歯周病が進行している場合
  • 装置が舌に近接するため骨隆起(骨が過剰に発達している部位)が大きい方
  • 歯の根の状態が不良な場合

また、発音や舌の動きに敏感な職業の方は一時的な不快感を伴う可能性があります。

裏側矯正の治療期間

非抜歯治療で半年~1年、抜歯矯正で1年~1年半が治療期間の目安になります。ただし、治療開始時の歯のデコボコの状態や、治療中の歯の動きによって治療期間は前後します。

また、10~20代は骨が柔らかく歯の動きが良いことで治療期間が短くなることがあるため、治療を開始する年齢でも治療期間にわずかな差があります。

裏側矯正の流れについて

初診相談→検査→診断の順に行い、診断日に治療計画や治療期間を説明いたします。治療計画を聞いて当院で治療を進めていく場合、装置を装着する前にPMTC(歯のクリーニング)、MFT(筋機能療法)を全ての患者様に行います。

その後の流れや治療期間は患者様毎に異なります。治療後は保定装置(リテーナー)を3.0年間の使用が必要になります。