所沢駅から徒歩1分の矯正専門医院 VAN矯正歯科

VAN矯正歯科

〒359-1123
埼玉県所沢市日吉町4-1 髙田ビル2F

04-2935-7711

診療時間
10:00-13:00 -
15:00-19:00(月・土・日は18:00) -

休診日:毎週木曜日、第2水曜日、祝祭日
◯:日曜日と月曜日は隔週で休診日
(第1・3・5日曜日、第2・4月曜日)

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは

当院では、米国アライン・テクノロジー社の製品であるマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン)を個人輸入し矯正治療の選択肢の一つとして提供しております。従来のワイヤー矯正とは異なり、透明なマウスピースを段階的に交換しながら歯を少しずつ動かしていく治療法です。

未承認医薬品等の使用・国内の承認医薬品等の有無について

日本国内で医療機器として使用するためには、厚生労働省の認可(薬事承認)を受ける必要があります。インビザラインは、米国FDA(食品医薬品局)やヨーロッパ諸国で承認されていますが、日本国内では未承認の医療機器です。

ただし、未承認であることは安全性や有効性が低いという意味ではありません。インビザラインは、世界中で数百万人以上の治療実績があり、多くの臨床データも蓄積されています。

当院での使用について

治療方法としてインビザラインを選択される場合、以下の点をご理解いただきますようお願い申し上げます。

  1. 未承認であることインビザラインは日本国内での薬事承認を得ていないため、保険適用外の自費診療となります。
  2. 医師の判断のもと使用インビザラインの使用は、当院の矯正治療経験を持つ歯科医師が、患者様一人ひとりの症状に適していると判断した場合のみ行います。
  3. 医薬品副作用被害救済制度の対象外未承認医療機器を使用した治療は、万が一健康被害が発生した場合、日本の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

※上記の趣旨をご承知の上、使用を希望される場合には同意書の記載が必要となります。

諸外国における
安全性・承認状況と実績

インビザラインは、日本国内では未承認の医療機器ですが、世界各国で安全性と有効性が認められている矯正治療装置です。以下のように、諸外国では正式に医療機器として承認されており、多くの臨床実績があります。

  1. アメリカ(FDA承認)米国食品医薬品局(FDA)はインビザラインを医療機器として承認しており、安全性と有効性において厳格な基準をクリアしています。
    アメリカでは、20年以上にわたり治療に使用され、信頼されている矯正装置です。
  2. ヨーロッパ(CEマーク取得)インビザラインはEU加盟国における医療機器としての安全基準を満たし、CEマークを取得しています。
    これは、製品が高い安全性と品質基準をクリアしていることを示します。
  3. その他の国・地域カナダ、オーストラリア、シンガポールを含む多くの国々でも、保健当局の承認を受け、矯正治療に広く採用されています。
  4. 治療実績インビザラインは世界100か国以上で1,500万人以上の患者様に使用されてきた豊富な実績があります(2023年時点)。
    数多くの臨床研究でもその安全性と有効性が報告されており、国際的な矯正歯科学会からも支持されています。

当院のマウスピース矯正の強み

マウスピース矯正とは

当院でマウスピース矯正を行う際に心がけていることは、使用において最も重要な使用時間の確保や装置の不具合や不適合があった際にサポートできることです。

装置の使用を忘れず、適切な時間を確保できるアプリの提供や、装置の一部が外れた時に写真を撮っていただくことで早急に来院する必要があるかを判断するなど、患者様の不安に寄り添えるよう対応いたします。

マウスピース矯正が
おすすめな方

マウスピース矯正は透明で目立ちにくく取り外しが可能なため、日常生活でのストレスを軽減したい方に適しています。金属アレルギーの心配がなく口腔内の衛生管理がしやすいため、虫歯や歯周病のリスクを抑えたい方にもおすすめです。

さらに、矯正治療後の後戻りを修正したい場合にも有効とされています。ただし、自己管理が求められるため、装着時間を守れる方や、医師の指示に従って治療を進められる方におすすめしています。一方、重度の歯列不正や骨格的な問題を抱える方には、適応が難しい場合があります。

マウスピース矯正の
メリット・デメリット

マウスピース矯正とは

メリット

  1. 審美性透明な素材で作られているため装着していても他人に気付かれにくく、審美性に優れています。
  2. 取り外し可食事や歯磨きの際に簡単に取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。
  3. 金属アレルギーでも使用可金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。
  4. 装着時の痛みや違和感減少薄くて滑らかな素材で作られているため口腔内での違和感や発音への影響が少なく、歯の動く痛みも従来のワイヤー矯正よりも少ないです。
  5. 通院回数減少治療計画に基づいて複数のマウスピースが提供されるため、従来の矯正治療に比べて通院回数が少なくて済みます。

デメリット

  1. 適応症例の制限重度の歯列不正や複雑な咬合問題には対応できない場合があります。
  2. 自己管理が必須1日20時間以上の装着が推奨されており、装着時間を守らないと効果が得られません。
  3. 紛失や破損のリスク取り外しが可能なため、マウスピースの紛失や破損のリスクがあります。
  4. 費用海外を経由して製作するオーダーメイド装置のため、従来の矯正装置と比較して費用が高くなります。

マウスピース矯正の
期間について

マウスピース矯正とは

治療期間は、患者様の歯並びの状態や治療の複雑さによって異なります。一般的には平均的な治療期間は約1年半から2年程度とされています。しかし、軽度の前歯の歯並びの乱れであれば6ヶ月程度で治療が完了することもあります。

一方、奥歯まで含む複雑な症例や重度の不正咬合の場合、治療期間が3年以上に及ぶこともあります。治療期間に影響を与える主な要因として以下が挙げられます。

歯並びの状態 歯の重なりや隙間の程度、噛み合わせの問題など、初期の歯列の状態が治療期間に直接影響します。
年齢 一般的に、若年層の方が歯の移動がスムーズであり、治療期間が短くなる傾向があります。
患者様の協力度 指定された装着時間(通常1日20時間以上)を守ることや、定期的な通院、口腔内の衛生管理など、
患者様の協力が治療の進行に大きく関わります。

マウスピース矯正の
費用について

マウスピース矯正とは
マウスピース矯正 ¥1,210,000(税込)
マウスピース矯正×ワイヤー矯正 ¥1,595,000(税込)
※患者様のお口の状態によってマウスピースのみでの治療が困難な場合、ワイヤーと併用して治療

お支払い方法について

お支払い方法 現金・カード・銀行振込
分割払い 1回、2回、3回払いに対応

トータルフィー制度を導入

マウスピース矯正の場合、装置装着直後のみ1か月後、以降は異常がなければ2か月毎の調整になりますが、当院はトータルフィー制であり調整料は全て含まれた費用になっております。

中高生のお子様でも毎回調整料を持たせる必要がありません。

マウスピース矯正の
よくあるご質問

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正中に
食べてはいけないものはありますか?

基本的にワイヤー矯正と同じで、粘着性の食べ物や固い食べ物は装置の破損やアタッチメントやボタン脱離の原因になります。食べ方や大きさを変えていただければ食べられるものもございます。

マウスピース矯正中に
できないスポーツはありますか?

ほとんどのスポーツが可能です。ただし、激しい接触や衝突が予想されるスポーツでは注意が必要です。

例えば、ボクシングやラグビー、アメリカンフットボールなどのコンタクトスポーツでは口腔内への衝撃が強く、矯正用マウスピースだけでは歯や口腔内を十分に保護できません。

装置をなくした場合は
どうなりますか?

紛失した場合、まずは速やかに担当の歯科医師または矯正歯科医院に連絡し状況を説明してください。その後の一般的な対応として、以下の方法が考えられます。

1.前のステージのマウスピースを装着する 新しいマウスピースが準備できるまで、直前のステージのマウスピースを装着し、歯の位置を維持する方法です。
これにより、治療の後戻りを防ぐことができます。
2.次のステージのマウスピースに進む 場合によっては、医師の判断で次のステージのマウスピースに進むことが可能なケースもあります。
ただし、歯に過度な負担をかかる可能性があるため必ず医師の指示に従ってください。
3.新しいマウスピースの再作製 紛失したマウスピースと同じものを再度作製する必要がある場合もあります。
この際、追加の費用や時間がかかる場合がございます。

紛失を防ぐためには、食事や歯磨きの際に外したマウスピースを専用のケースに保管する習慣をつけることが効果的です。また、ペットや小さなお子様の手の届かない場所に保管することも大切です。治療中はマウスピースの装着時間や交換スケジュールを守ることが治療効果に直結します。

万が一紛失した場合でも迅速に適切な対応を取ることで、治療への影響を最小限に抑えることが可能です。常に担当の歯科医師と密に連絡を取り、指示に従って治療を進めてください。

ワイヤー矯正よりもイージーなケースでしか対応できないと聞きますが、本当ですか?

マウスピース矯正は、軽度から中等度の歯列不正に対して効果的な治療法として広く利用されています。しかし、重度の不正咬合や複雑な歯並びのケースでは、ワイヤー矯正の方が適している場合があります。マウスピース矯正は、透明で取り外し可能な装置を使用するため、審美性や口腔衛生の維持に優れています。

一方、ワイヤー矯正は、固定式のブラケットとワイヤーを用いることで、複雑な歯の移動や大きな咬合の改善に対応できる柔軟性があります。したがって、マウスピース矯正がすべてのケースに適しているわけではなく症例の難易度や個々の歯並びの状態に応じて、最適な治療法を選択することになります。